東京都板橋区にある西台クリニック院長の済陽高穂(わたようたかほ)医師は、約2,000例におよぶガン執刀の経験を持つ消化器外科医です。著書『今あるガンが消えていく食事』などで有名ですが、済陽医師が食事療法を指導したがん患者を観察した結果によると、がんによって食事療法の効果が現れやすいものとそうでないものがあるそうです。
がんの種類 済陽式食事療法で完全治癒または改善した患者の割合
悪性リンパ腫 91%
前立腺がん 87%
乳がん 72%
胃がん 69%
大腸がん 59%
肝臓がん 57%
膵臓がん 46%
胆道がん 44%
食道がん 42%
このような結果を見ると、済陽式食事療法を試す価値があるように思えます。がん宣告を受けたら、やはり、できることを全てやってみようという気になるものです。
...
2012/02/04
2012/02/02
抗がん剤の効果を倍増して副作用を軽減させる方法
悪性リンパ腫の治療のため、抗がん剤を投与している夫が副作用に耐える姿を見ても、何かできるわけでもなく、ただ、そばにいるだけでした。夫は「(腹痛、吐き気などの)副作用を抑える薬を処方してもらったから飲んでいる」と言うものの、やはり辛そうでした。
そして、副作用について調べるうちに、抗がん剤治療と並行して食事療法を行うことで、副作用を軽減させられるうえ、抗がん剤の効果を倍増させられるということがわかったのです。
抗がん剤治療をする場合、できるだけ同時に食事療法を始めることが重要だそうです。
その理由として、
食事療法で免疫機能が上がり、リンパ球やNK(ナチュラルキラー)細胞が増える結果、抗がん剤が少ない量で有効になるのではないか
食事で代謝が良くなり、解毒作用が強まる結果、副作用が軽減されるのではないか
...