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2012/02/02

抗がん剤の効果を倍増して副作用を軽減させる方法

悪性リンパ腫の治療のため、抗がん剤を投与している夫が副作用に耐える姿を見ても、何かできるわけでもなく、ただ、そばにいるだけでした。夫は「(腹痛、吐き気などの)副作用を抑える薬を処方してもらったから飲んでいる」と言うものの、やはり辛そうでした。

そして、副作用について調べるうちに、抗がん剤治療と並行して食事療法を行うことで、副作用を軽減させられるうえ、抗がん剤の効果を倍増させられるということがわかったのです。


抗がん剤治療をする場合、できるだけ同時に食事療法を始めることが重要だそうです。

その理由として、

  • 食事療法で免疫機能が上がり、リンパ球やNK(ナチュラルキラー)細胞が増える結果、抗がん剤が少ない量で有効になるのではないか
  • 食事で代謝が良くなり、解毒作用が強まる結果、副作用が軽減されるのではないか

といわれているようです。


    入院して治療を行っていると、毎回食事を届けるのは難しいですし、病院で提供される食事もあります。また、独学で食事療法をすることには抵抗がありますが、食事療法で最も重要とされている「ジュースを飲む」ことはできるはずです。

    今あるガンが消えていく食事 (ビタミン文庫)』で有名な済陽高穂先生や自身のがんを克服した医師として有名な星野仁彦先生も、ニンジンジュースや青野菜ジュースをたくさん飲んでいるとほとんど抗がん剤の副作用がないと言及しています。



    抗がん作用があることで有名なニンジンジュースですが、がん患者にとってはスーパーなどで手軽に購入できるジュースは十分ではありません。長期保存できるように加熱処理などの殺菌処理がされたり、腐敗を抑えるために防腐剤が混入されていることだってあります。

    「加熱処理だけならいいんじゃないの?」と思われる方もいると思いますが、熱を加えることで酵素が死んでしまいます。酵素とは、食べ物を消化して栄養素に分解したり、内臓や骨の細胞を補修したりと、とても重要な役割を担っています。そのため、酵素が生きていることが大切なのです。





    酵素が生きた状態のニンジンジュースを飲むために大切なこと


    • 有機や無農薬の野菜を選ぶこと
    • 低速ジューサー
      で絞ること
    • 飲む直前に絞ること

    2011/12/14

    治療中の歯磨きにも注意が必要!~口内炎・口腔乾燥の予防と対策~

    口の粘膜が赤くなり痛みが出る口腔粘膜炎(口内炎)が起こったり、口が渇く、傷つきやすくなるなど、治療中にはさまざまな口のトラブルが起こります。風味、温度、硬さの極端な食べ物は口への刺激になります。


    ●予防策
    口の中を傷つけないように、歯ブラシは毛先のやわらかいものを使用し、強いブラッシングは避けましょう。毎食後と朝起きたとき、夜寝る前に歯磨きやうがいを忘れずに行い、舌の汚れ(舌苔)も落とすようにして、口の中を常に清潔にしましょう。治療前に歯科医による口腔チェックを受けておき、入れ歯の調整や虫歯の治療をすませておきましょう。


    私たちが普段使用しているような歯ブラシとは違って、先端が毛ではなくスポンジでできている口腔用スポンジブラシがあることをご存知でしょうか?ドラッグストアの介護用品コーナーに置いてありますが、介護に関わったことがなければ存在すら知らない方が多いのではないでしょうか。正直、私も夫が悪性リンパ腫の治療を開始するまでは知りませんでした。

    口腔ケア用品は毎日使う消耗品ですので、下の写真のように50本入りなどがおすすめです。他に紙軸タイプもありますが、濡れても使いやすいのはやはりプラスチック軸タイプですね。



    また、ベッドの上にいるときに便利なのがウェットティッシュタイプ。これなら洗面所へ行くことなく、手軽にお口のお掃除ができます。




    ●口内炎の対策
    口の中の状態を自分でもよく観察してみましょう。痛みが起こる前に、腫れぼったくなったり、ピリピリする感じを自覚することがあります。口内炎のできている場所や色、大きさはどうか、出血があるかどうか、味覚に変化はないか、舌苔が付いていないかも確認します。症状を和らげるのみ薬やうがい薬、塗り薬などもありますので、担当医や看護師に相談しましょう。

    栄養や水分をとるための調理の工夫をします。やわらかく、水気の多い料理をくりましょう。味付けを薄くし、材料を小さく刻んだり、ミキサーにかけるなどして食べやすくすれば、かみやすく、のみ込みやすくなります。冷ましたお茶や水などをこまめにとり、口の中の乾燥を防ぎ、口の中の潤いを保つようにします。

    体調を整えるためにも、ビタミン(特にビタミンB2)を多く含む野菜や果物をとり、バランスのよい食事を心がけます。疲労も避け、睡眠も十分にとりましょう。

    ●口腔乾燥の対策
    近くに水や砕いた氷を用意しておき、こまめに口の中を潤しておきます。あめをなめたりガムをかんだりするのもよい方法です。