発見者
米国ミネソタ州所在のメイヨー総合がんセンター
発見に至った研究内容
非ホジキンリンパ腫と診断されたばかりの603人の患者、その対照として、非がん患者1,007人を対象に、過去2年間に関する、120種類以上の食品目の摂取に関するアンケートを実施した。それ以外に、ビタミンやミネラルのサプリメント摂取についての質問もあった。
研究の結果、ビタミンKのレベルが高いグループの被験者は、非ホジキンリンパ腫のリスクが45%もの確率で劇的に減少することがわかった。
ということで、非ホジキンリンパ腫の予防につながる栄養素はビタミンKだそうです。夫はすでに悪性リンパ腫に侵されていますが、妻の勝手な想像で、再発防止のために、退院後はビタミンKが摂取できる食事を用意しようと思っています。
ビタミンKとは
ビタミンKとは、特定の植物に含まれていたり、細菌の合成によって形成される、脂容性ビタミンのことです。
ビタミンKはK1~K7の7種類がありますが、天然の食品に含まれるビタミンKは、K1(フィトナジオン)とK2(メナテトレノン)です。
ビタミンK1は、主に植物の葉緑体で作られるので、緑黄色野菜や海草類などの食品に多く含まれています。
ビタミンK2は、微生物によって作られるので、納豆などの食品に多く含まれています。
ビタミンKが多く含まれる食べ物
リーフレタス、ほうれんそう、納豆ビタミンKが含まれる食べ物
たまねぎ、ピーマン、アルファルファもやし(糸もやし)、また、いちごなどの果物アルファルファって???
「植物パワーが濃縮され、ガン予防にも効果的!」とテレビや雑誌などで紹介されてから人気上昇中の「もやし」。そのなかでも「アルファルファもやし」が最適だそうです。しかし、近所のスーパーで売っていない!ということも多いはず。私たちの近所のスーパーでは見たことがありません。そこで探してみると、1週間ほどで収穫できるうえ、空きビンを利用して簡単に作れるそうです!
そこで、自宅で作っちゃおう!という方は、こちらも参考にしてみてください。
アルファルファもやしの種が欲しい! →→→ めぶき
種だけあっても困っちゃう… →→→ キッチン菜園が楽しめる栽培セット
サプリメントで摂取してもいいの?
直接食すことやサプリメントで摂取するかに関わらず、ビタミンKをたくさん摂取することが、非ホジキンリンパ腫のリスクの減少に関係しています。ただし、サプリメントでビタミンKを大量に摂取したからといって、さらにリスクが減少するわけではありません。ビタミンK1やK2の量など、サプリメントによってさまざまです。また健康のためのサプリなのに、実は体に良くない成分を摂取していることがあります。私の勝手な意見ですが、添加物や防腐剤などを使っていない安心できるサプリメントなら、サプリ専門店インターフェニックスがおすすめです。
情報源: Vitamin K May Protect Against Developing Non-Hodgkin Lymphoma, Say Mayo Clinic Researchers