2011/12/16

ビタミンKで非ホジキンリンパ腫が予防できる!?

非ホジキンリンパ腫の予防につながる栄養素が発見されたそうです!

発見者

米国ミネソタ州所在のメイヨー総合がんセンター


発見に至った研究内容

非ホジキンリンパ腫と診断されたばかりの603人の患者、その対照として、非がん患者1,007人を対象に、過去2年間に関する、120種類以上の食品目の摂取に関するアンケートを実施した。それ以外に、ビタミンやミネラルのサプリメント摂取についての質問もあった。

研究の結果、ビタミンKのレベルが高いグループの被験者は、非ホジキンリンパ腫のリスクが45%もの確率で劇的に減少することがわかった。



ということで、非ホジキンリンパ腫の予防につながる栄養素はビタミンKだそうです。夫はすでに悪性リンパ腫に侵されていますが、妻の勝手な想像で、再発防止のために、退院後はビタミンKが摂取できる食事を用意しようと思っています。


ビタミンKとは


ビタミンKとは、特定の植物に含まれていたり、細菌の合成によって形成される、脂容性ビタミンのことです。

ビタミンKはK1~K7の7種類がありますが、天然の食品に含まれるビタミンKは、K1(フィトナジオン)とK2(メナテトレノン)です。

ビタミンK1は、主に植物の葉緑体で作られるので、緑黄色野菜や海草類などの食品に多く含まれています。

ビタミンK2は、微生物によって作られるので、納豆などの食品に多く含まれています。


ビタミンKが多く含まれる食べ物

リーフレタス、ほうれんそう、納豆


ビタミンKが含まれる食べ物

たまねぎ、ピーマン、アルファルファもやし(糸もやし)、また、いちごなどの果物


アルファルファって???
「植物パワーが濃縮され、ガン予防にも効果的!」とテレビや雑誌などで紹介されてから人気上昇中の「もやし」。そのなかでも「アルファルファもやし」が最適だそうです。しかし、近所のスーパーで売っていない!ということも多いはず。私たちの近所のスーパーでは見たことがありません。そこで探してみると、1週間ほどで収穫できるうえ、空きビンを利用して簡単に作れるそうです!

そこで、自宅で作っちゃおう!という方は、こちらも参考にしてみてください。

アルファルファもやしの種が欲しい! →→→ めぶき
種だけあっても困っちゃう… →→→ キッチン菜園が楽しめる栽培セット


サプリメントで摂取してもいいの?

直接食すことやサプリメントで摂取するかに関わらず、ビタミンKをたくさん摂取することが、非ホジキンリンパ腫のリスクの減少に関係しています。ただし、サプリメントでビタミンKを大量に摂取したからといって、さらにリスクが減少するわけではありません。

ビタミンK1やK2の量など、サプリメントによってさまざまです。また健康のためのサプリなのに、実は体に良くない成分を摂取していることがあります。私の勝手な意見ですが、添加物や防腐剤などを使っていない安心できるサプリメントなら、サプリ専門店インターフェニックスがおすすめです。


情報源: Vitamin K May Protect Against Developing Non-Hodgkin Lymphoma, Say Mayo Clinic Researchers